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俺の恋人 06
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カーテンの隙間から入ってくる光で目を覚ました。
俺より早く寝たのに、光さんは相変わらず寝息を立てて寝ている。
「たくさん寝てね」
隣に眠る恋人を優しく撫で、ベッドから出る。
スマホで時間を確認するとまだ8時だった。休日にしては起きるのが早い。
朝ご飯を作ろうか悩んだけど、起きてすぐには食べられないから先に洗濯をすることにした。
今日は天気もいいから、ちょうどいい。
洗濯機を回している間は、最近買った小説を読んだ。それは、探偵もので、気弱な探偵が強引な自称助手と依頼を解決していく話。
表紙買いしたから内容に不安はあったけど、意外と面白くて安心した。
俺は昔から漫画や小説が好きで、普段から色々なジャンルに手を出している。服も音楽もジャンルが定まっていない。
これが俺の性格なんだと思う。
洗濯が終わって、洗濯物をベランダに干し、朝食を作った。
今日の朝食は、フレンチトーストとサラダ、ウインナー、コーヒー。
コーヒーは俺も光さんもブラック派。
元々ブラックを飲めなかった俺だけど、ブラックを飲む光さんを見て、真似して飲んでいたらいつの間にか飲めるようになっていた。
恋のパワーすごいって自分でも思う。
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