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光さんをいただきます 01
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買いに行ったドラッグストアから車で10分で帰り着く。
その間に光さんは寝ちゃってた。
大事そうに買ったものを持ったまま。
恥ずかしがっていたのにそんな感じで寝ていて、光さんって可愛いと思う。
「光さん起きて」
「んぅ…。あれ…?ぼくねてた…」
軽く肩をトントンとしてみると、光さんは目を覚ました。
「寝てたね。着いたから、帰ろうか」
「うん」
光さんは目を擦りながら、荷物を持ってふらふら歩く。
多分、玄関に荷物をほったらかしにして、ベッドで寝るやつだと思う。
その予想は当たって、まあ、この通り。
玄関に適当に置かれた荷物、靴下。
「あらら…」
普段はしっかりしているんだけど、眠すぎたりするとこうなる。
俺はバッグから二人分の着替えを取り出し、洗濯機に入れて回す。
もちろん、脱ぎ捨てられた靴下も一緒に洗っている。
今は15時過ぎたところ。
今から干しても明日まで干していないと乾かないだろう。
洗濯が終わるまで暇だから、荷物の整理をしよう。
光さんのお土産と俺のお土産をそれぞれ、個別の袋に分けたり、バッグを片付けたりする。
俺はお土産を伊織とゆーくん、日向、奏の分だけ買ってきた。
みんな温泉饅頭。
無難でいいと思って選んだ。
伊織とゆーくんには今度のバイトでシフトが被る時に渡して、日向達のは今度遊ぶときにでも渡そう。
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