アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
約束ごと 05 +おしらせ
-
バイトが終わってすぐに光さんの家に帰った。
「ただいまー…」
そーっと玄関のドアを閉め、着替えを持って脱衣所に行った。
脱いだバイトの制服を洗濯機に入れようとすると目に入ったのは血だらけのタオルと洗面台の血の跡。
「ダメだったか…」
まあ駄目元だったからな…。
後で起こして手当てしよう。
上だけ脱いだ状態でキッチンに行き、キッチン用の漂白剤を取って脱衣所に戻った。
そして風呂場の洗面器に血だらけのタオルを入れ、漂白剤をかけて放置。
これで血は抜けるだろう…。
白色のタオルだから、遠慮なく漂白剤使えるのは助かる。
シャワーを浴び終え、洗濯機を回す。
もちろん漂白剤は洗い流して入れた。
「さーてと、光さん起こしますか」
朝ご飯は後で散歩がてら一緒に食べに行こう。
救急箱を持って寝室に行くと、光さんがベッドで丸くなって眠っていた。
布団を剥いで上に覆い被さる。
「ひーかーるさーんおーきてー。愛しのいろはくんですよー」
「んぅ…いろはくん…おはよう」
「おはよう光さん。手当てするから傷付けたところ出して」
まだ寝ていたそうな光さんを起こし、傷を見せさせる。
「いや」
「どうして?」
「いやだから」
そう言ってまた丸まろうとする光さんの足を自分の足で押さえつけた。
「……っ」
あからさまに顔を顰める光さん。
足を傷つけたんだね、とサッと部屋着のズボンを脱がせると、両方の太ももに傷がたくさんつけられていた。
ーーーーーーーーーーーーー
お知らせです。
新作『一人の世界と、帰る場所』を公開しました。
放浪癖の受けが攻めを振り回す話です。
のんびり更新していきます。
よろしくお願いします(´ω`*)
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
116 / 197