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帰ったら?4
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図書館で気になっていた小説の続編があったから読み始めた。
少しすると皆バタバタと帰り出した。
なんでだ?
時計を見ると昼だ。
何か軽く食おうかな。
小説をあったところに戻し、図書館から出ると見覚えのある奴がこちらを見ていた。
「お、陸希じゃん。」
「うわっ…二日連続でお前に会うとかついてないな……」
「え、心底嫌そうな顔で見ないで?!親友の奏多だよ?!」
「知ってるよ。飯食いに行くけどお前は?」
「俺もそうしよっかなって。」
仕方ない…ひとりで時間潰すの苦痛だし利用できるうちにするか…
ということでまた近くのファーストフードで食事を済ませることにした。
「そういえばさ。辻野先輩はどうしたの?」
「なんか買いたいのあるから待っててって言われて2~3時間」
「へぇ〜。俺買おうとしてるのなんとなく分かったかも。」
「なんだよそれ。」
「オ・ト・ナ・の・オ・モ・チャ」
一つ一つ区切りながら言われると憎悪が膨らむ。
無性に腹が立つ。
だけど優流がそんなもの買うのか?
だったら別に俺も行ってもいいんじゃないか?
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