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35.
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――――――――…
「......さと し.....?」
「起きましたか?」
目を覚ますとすぐに白衣をきた先生に声をかけられた
「はい...あの、暁はどこですか?」
暁がいない
すぐに何時ものように仮面をつける
「そこにいますよ...」
なぜか悲しそうにしている先生は俺の隣を見る
「立花君、神木君が起きましたよ」
「んん?...あ、シン!」
暁も寝てたのか
つか、横にいたんだ。
「く、苦しいよ...」
そしてガバリといきなり抱きつかれた
「元気ですね」
クスクスと笑う先生に俺の頬は少し赤くなる
「暁......こういうことあると風紀がくるはずなんだけど」
暁を押さえつけようとするが力が入らない
けれど頭は酷く冷静だ
「あ、...うん。今は駄目って言ったら明日するって」
「そう...」
やっぱりあるのか、憂鬱だな
「えーと」
「すみません。私は保険医の久瀬 千里です」
「ここは、保健室...?」
薬品の匂いと見たことのある白い天井で大体予想はついていた。
「そうです」
「........」
「あの、俺知ってるんよ...あのこと」
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