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薫side
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それから俺は俊介に触れなくなって2ヶ月が経った
ごく普通の兄弟になった
あまり年が変わらないとは言え
俺のこの醜く汚らわしい感情や思いはまだ純粋な俊介には重た過ぎる
これ以上俊介に触れたらあの時以上の事をしてしまう
俊介くんは俺の事をお兄ちゃんと呼び
俺は俊介と呼ぶようになった
俊介は俺がいる大門姫学園に入った
かなり偏差値が高くエスカレーター式で大学まで行ける
俊介も頭をとても良くて合格した
ここは男子校でもちろん男同士のカップルは大量にいる
俺には一つ心配な事がある
新しく新一年生で入る俊介が狙われないかだ
可愛く背の小さい俊介を狙う男共は沢山居るだろう
ここは好きk…兄として俊介を守らなくては(笑)
入学式は終わりクラスへ戻ろうとすると
鈴「おーいかーおーる!」
うわ捕まった
俺の親友 藤堂鈴音
女のような名前だがお調子者の男だ
いつも俺の事を見つけては周りを気にせず大声で俺を呼ぶ
俺は無視して歩いていると
ガシっ!
鈴「おーい無視すんなって(笑)」
強く肩を掴まれた鈴音の手を思っ切りひねった
鈴「いったい!分かったからしないから離して痛い!」
仕方なく離してやると鈴音の手は赤くなっていた
気にせずクラスへと向かった
まぁこれが俺のいつもの日常
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