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誰。
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気がつくと、木造の小屋に居た。
よく見ると、天井に隙間が空いているような、ボロボロの小屋だった。
風が強いようで、小屋が揺れている。
とても怖い。主たちは何処だろう。
とりあえず、ここから出た方が良さそうなのは僕でも分かる。
立ち上がろうとして足下を見ると、鎖で繋がれていた。
叩いたり引っぱってみたりしたけど、どうもびくともしない。
僕は動けずその場でじっとしていると、突然ドアが開いた。
すると、とても綺麗な女性が入ってきた。
「あら、生きていたのね。良かったわ。」
…初対面で物凄いことを言われた気がする。
「…あの…誰…ですか…」
「私?貴方のお母さんになる人よ。」
「えっ…?」
「今日から貴方のお母さんになるのよ。」
「何で…ですか…?」
「んー、そうね、何でって言われると困るわね。でも、そうなるのよ。だから、お母さんって呼んでね?」
物凄く威圧をかけてくる。
流れからして、この人が誘拐した犯人だとは分かってる、だから絶対お母さんとは呼ばないことにした。
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