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赤く煌めく。
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僕は穂ノ尾くんに誘われて体育館にきていた。
「んじゃ、そこで待ってろな」
運動着に着替えた彼はニコニコとしながら言う、とてもかっこよくみえた。
「怪我…しないようにね。」
「おう、大丈夫大丈夫!」
そう言うと、走って先輩のところへ向かっていった。
しばらくして練習が始まった。
練習中の彼はとてもきらきらと輝いて見えた。
髪は光に当たって赤く輝き、真剣な眼差しでボールを追いかけていた。
なんだろう、とても心臓の鼓動が早くなる。
その鼓動は練習が終わってからも続いていた。
「ふー、楽しかったー…」
「お疲れ様……ごめん、ちょっと気分悪いから先に帰るね…」
「お、おう?お大事にな」
僕は思わず先に帰ることにした。
なぜか穂ノ尾くんの顔を見ると、顔が熱くなってしまう。
練習中の姿を見たからだろうか。
そんなことを考えていると、僕はつい走っていた。
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