アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
一応…ね
-
*****
「やっと終わった! やった!」
「うぇ~い!」
由真と生徒会室でハイタッチをしていると、瑠依は馬鹿にしたような目でこちらを見てくる。
「んだよ、瑠依。お前はこの解放感がわからないのか?」
「わかるけど…そこまででは…」
「これだからリア充は…」
「関係ないだろ!? 今それ!」
「どうせお前はこの後するデートのこと考えてんだろ? ムッツリ副会長」
「は? デートはしないけど」
「あら。そうなの」
「?」
「え、何?」
何故か頭に疑問符を浮かべる瑠依。
俺、おかしいこといったか?
「あ、」
今度は由真が声をあげる。
「何?」
「遥人には言ってなかったね!」
「マジかよ。一応会長だぞ、コイツ」
「うっかりうっかり」
え、だから、何なんです?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 284