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「ドM、ねぇ」
「違うの?」
「…もし、今ここで由真にイジメてあげるって言われてもイラつくだけだけど、結生くんに言われたら、興奮する」
「………それって、なんかドM以上に変態な気がしてきた」
「そう?」
「うん」
「お前の恋人も同じ感じだろ」
「まあ、確かに悠也は言葉攻めに弱い所もあるけど…最初は違ったぜ?」
…やっぱり鋭いな……榊兄弟。
何だかんだで似てるんだよなぁ…。
「処女じゃ、無いしね」
「新樹か?」
「…結構何でもお見通しみたいだね」
「何年ダチやってると思ってんだ」
「4年?」
「そこでガチレスされると困る」
「ゴメンゴメン」
「なぁ、頼りないかも知れないけど、頼っていいんだぜ? 俺も…結生もお前が何を抱えてようと離れない。ビビってんな」
本当に、嬉しいことを言ってくれる。
結生も、由真も。
尚更、失いたくなくなる。
確かに、彼らは俺の闇の一部に触れても顔色1つ変えなかった。普通に接してくれた。
でも、全部知ったら、絶対普通では居られない。
「失礼しマース」
「まーす」
そう言って生徒会室に入ってきたのは結生と悠也。
ほかのメンバーは用事があるそうで。
「あ!」
由真が何かを閃いたらしく、2人を招き寄せた。
…嫌な予感しかしない。
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