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入学式、終了
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汗だくのシャツを担任の先生(沢崎 樹里先生。通称、沢ちゃん♀)に理由を話し、貸してもらったドライヤーで乾かしたおかげで、なんとか着れるまでに乾いてくれた俺のシャツ。
ドライヤーと、沢ちゃん先生に感謝。
沢ちゃんは、女性だけど男兄弟ばかりらしく口調が男っぽい。ボーイッシュって感じ。可愛いと言うよりかっこいい。
1時間後、長かった入学式も無事に終わり、教室へ帰ってきた。
出席番号が近かった数人の男子とも仲良くなり、友達になる事ができた。
…ま、《濡れシャツ》というダサいあだ名が付けられてからかわれたけど。
これは笑うしかない。
『やーめーろーよー!ww 恥ずかしいだろー?w』
笑いながら突っ込む俺に友達も笑ってくれた。
高校生活スタートの朝は最悪だったけど、なんとか頑張れそうだ。
((そーいえば、前から3列目の4番目の席だけが空席だったなー…。
誰か休んじまったのかな?それとも俺みたいに寝坊か?
どんな奴なんだろう?可愛い子かな?それともイケメンだったりして……ふふっ))
そんなことを考えながらその日は下校。
その時はまだ知らなかった。そこの席のヤツが俺の運命を変えるってことに。
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