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!?!?!
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影宮視点
━━ピンポーン━━
玄関のインターホンが鳴った。
『お、注文してたキャットフードが届いたか?』
そう思った俺は、はぁーいと軽く返事をして玄関へ。
ドアを開ける。
普通ならそこには宅配便の配達員が立っているはずなのに
なぜかそこには俺が足蹴りを喰らわせた相手が
立っていた。
ニコニコしながらあの日の様に勝手に自己紹介している。
俺は勢いよくドアを閉めた。
もー、訳がわからない。
なぜかアイツが俺の家を知っているのか。
なぜアイツが家に来たのか。
なぜアイツが自己紹介を始めたのか。
わからないことがありすぎてパニックになりそうだたった俺は、帰ってもらえるように命令口調で言った。
アイツは
『影宮くんが学校に来るまで毎日来るから!』
と叫んで帰っていった。
俺は思わずその場にへナっと座り込んだ。
『アイツ………俺が何したか覚えてねぇ訳じゃねーだろ?
もう近づかないようにするのが普通だろ?!
何考えてんだよ、アイツ………。バカじゃねーの……』
((あいつまじで毎日来る気かよ、くだらない。
どうせ来なくなるに決まってる。毎日なんて無理だし。))
だが、アイツは毎日来た。
月曜日~金曜日の平日は部活が終わった後の
約、 6:30。
土曜日、日曜日の休日は夕方約、5:00に。
1日も、かかさずに。
毎日。毎日。
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