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ミケと雪
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『なぁなぁ!!この子達、名前何て言うの?!』
俺は興奮しながら影宮くんに問いかける。
影宮くんは驚いた顔で俺を見たがすぐに目を逸らし、
『み、ミケと雪。
三毛猫がミケで白い方が雪。』
少し同様しながら教えてくれた。
『そっかーーー!お前らミケと雪ってゆーんだなー、
可愛いなーーーーもーー、』
床に寝そべって撫でながら2匹に語りかける俺を
影宮くんはそっと眺めていた。
するとさっきまで上機嫌だった雪がプイっと影宮くんの
方へ行ってしまった。
俺もミケを抱きかかえて影宮くんの方へ。
<ナーーォ…>
雪は影宮くんの膝の上に乗り、鳴いた。
影宮くんは雪の顔を見て、すぐに察したようで
『おー、腹減ったんだな。待ってろ、』
と雪を撫でた後、台所へご飯を用意しに行ってしまった。
テトテト雪も付いて行く。
俺は眠くなったのでリビングに転がっていたクッションを借りて寝そべった。
ミケも俺の身体に寄り添う様にして丸くなる。
ミケと抱きしめながら目を閉じる。
ミケの温かさとクッションの柔らかさが心地よい。
いつの間にか俺は寝てしまった。
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