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僕が気を失ってからすぐにカラ松兄さんが帰ってきたらしい。
僕は半裸というか、ほぼ全裸だし。
そんな僕を抱きしめて泣いてるおそ松兄さん。
明らかに血まみれな僕らの周り。
白いもの。
馬鹿なカラ松兄さんでも流石に理解できたのは、
僕がおそ松兄さんに犯されたって事。
カラ松兄さんはおそ松兄さんを殴ったって後から聞いた。
それから、僕の処理をしたのも全部カラ松兄さんだって聞いた。
目に涙溜めながら処理してたって。
チョロ松兄さんが教えてくれた。
「…うっ…。」
「「トド松!」」
珍しく、一松兄さんの焦り声を聞いた。
ハモって聞こえたのは十四松兄さんの声。
「良かった…トド松……本当、良かった。」
僕の隣で泣いているチョロ松兄さんと、僕の頭を撫でながら無言で泣きそうになるカラ松兄さん。
「…みんな……。」
いつの間にか声も出るようになってた。
僕はチョロ松兄さんに支えられながらゆっくり起き上がる。
「トド松…もっと早く帰ってくれば良かった。ごめんなトド松…。」
カラ松兄さんは僕の手をそっと握りながら言う。
「ううん…大丈夫だよ。」
おそ松兄さんの姿が見当たらない。
一松兄さんと十四松兄さんが僕を心配そうにのぞき込む。
「一松兄さん、十四松兄さん。大丈夫だよ。」
その言葉にほっとしたように笑顔になる。
「…おそ松兄さん…は?」
僕の言葉にみんなが僕の後ろへ目線をやる。
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