アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お触りOK
-
「マジごめん。もうタツが嫌がることは二度としないって誓います」
「だから、そのごめんって何が」
「え……勝手に俺に触られて怒ってんでしょ?」
「…怒ってねぇよ」
はぁ、とタツはまたため息。でも俺を見る目はなんか優しい。
マジか、良かった。ほんと良かった。
タツのその言葉が泣きそうにまで鬱になってた俺をぐいっと引っ張りあげてくれる。
「つーか、好きに触れば」
何、それ。
今日のタツはなんか優しすぎやしませんか。
つーかこれ本物?偽物のタツとかじゃないよな。
そう思ってタツの頬を抓ってみると。
「…しばくぞ」
めっちゃ不機嫌そうな顔で睨まれた。
あ、これ本物だわ。
「ってか好きに触っていいっつったじゃん!」
好きに触ってっつったのタツなのに。
いや、流石にこれはダメだよな。うん、分かってたけどさ。でもちょっと理不尽じゃないですかね。
「優しいのがいい」
なんですか!その殺し文句は!
ええもう全力で優しく触らせて頂きますよ。
理不尽なのとかもう気にしねーわ。
ずっと握られてる手の甲を親指で優しく撫でられて擽ったい。それ、胸めっちゃ苦しくなるけど、最高。
寝顔といい今の発言といい、なんかタツが可愛すぎる。
さっきから俺の心臓をやたらと揺さぶってきて、俺マジで死にそうなんだけど。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 40