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帰るか
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案内された部屋は少し広く、千早空我が
中心で回りにギャルで不良男子達が適当に、
座った。
そして、俺はドアに一番近い席に座り、
なぜか隣に海乃ハルが座った。
「んじゃ、俺1曲目歌いまーす」
っと赤髪がマイクごしに言った。
そして、明るい曲が大きめの音で流れ始めた。
「空我~一緒に何か歌わない?」
「空我何か食べる?」
「空我は~どんな曲好きなの~?」
っとギャル達が千早空我に聞いている。
んま、あの顔だからモテるのは当たり前か
「花ちゃんはカラオケとかよく来るの?」
っと海乃ハルが言った。
俺はいきなり話しかけられ驚いた。
「え?あ、いやあまり来ないかなってか、俺な
んかと話してないで他の奴と話したら?」
俺は海乃ハルに言った。
そうだ、こいつも相当なイケメンだし、
今歌って盛り上がってる連中と一緒に
盛り上がらばいいのにっと俺は思った。
「んー、俺ギャルは好きじゃないし、あの子達
も俺じゃなくて空我の方がタイプみたい♪
それに、俺は花ちゃんと話したいな♪」
っと笑顔で言われた。
なんだそれ、気使ってくれてるのか?
いや、そんなわけないか
「そっか、なら良いけど、俺と話しても面白く
ないぞ?」
俺は海乃ハルに笑って言った。
すると、海乃ハルも笑だした。
「あはは、花ちゃんは面白いよ♪それに、話し
てたら落ち着くし♪」
っと言われた。
落ち着くと言われ俺は嬉しくて
少し顔が赤くなった。
「ありがと、でも俺もう帰るぞ」
っと俺は笑って言った。
すると、海乃ハルは驚いた顔をした。
「え!なんで?用事あんの?」
海乃ハルは言った。
「いや、用事はないよ、ただ千早空我に無理矢
理つれてこられただけだし、それに今見たら全
然俺必要無さそうだから、邪魔になる前に帰る
わ」
っと俺は笑って言った。
すると、海乃ハルは少し怒った顔をした。
「せっかく来てくれたのに、邪魔とか思ってな
いよ!俺はいてほしい!」
海乃ハルは真面目な顔で俺に言った。
こいつ、不良なのに優しいんだな、アホだけど
「いや、帰るわ、家帰って休みたいし、んじゃ
遊びすぎるなよ」
っと俺は笑って海乃ハルに言い、席を立った。
「ちょ、花ちゃん!」
海乃ハルの言葉を無視して俺は部屋を出た。
海乃ハルって以外に良い奴だな
少し来てもよかったって思った。
あ、千早空我に何も言ってないけど良いか
俺はカラオケ店を出る前にトイレに寄ってから
帰ろうと思い、すぐそこのトイレに寄った。
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