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理事長の奥さんだった…
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教室についたら、授業中で佐藤やクラスの皆が
俺を見ていて、先生に職員室に行きなさいと、
言われて職員室に向かった。
時刻は10時15分2校時が終わる時間だ。
結構遅くなってしまった…
職員室前について職員室のドアを開けた。
「失礼します」
そう言い、俺は職員室に入った。
「おっ花火野、やっと来たか」
生徒指導の大田先生に声をかけられた。
「あ、すいません寝坊して今学校来ました」
俺は大田先生に苦笑いで言った。
「途中で人助けしてたんだろ」
大田先生は呆れた顔で言った。
俺は1年生の時から通学途中で人助けを何回か
して遅刻したことが結構ある。
大田先生も他の先生達も俺が人助けをして遅刻
していることを1年の時から知っている。
なぜなら、1年の春の時に通学途中で
お爺さんが、困っていたので助けて
遅刻したら、そのお爺さんは理事長だった。
まじかと思った。
その次も助けた人達は大体警察の所長さんや、
校長の娘さん、学校関係の人などの人達だ。
それで、理事長先生や学校の先生達
全員に知られて、俺が遅刻したら人助けだろ、
っと言ってくる。
「いやー、今日は起きたの9時だから今日は普
通の遅刻ですよ」
俺は大田先生に言った。
すると大田先生はやらやれっと言っている
顔をした。
「さっき理事長の奥さんから電話あってな、遅
刻して急いでいる生徒に助けられたって連絡
あって理事長や校長達が花火野だなって言っ
たら、奥さんが私のせいでとっても遅れてし
まったので怒らないであげてくださいって言っ
てたんだよ」
っと大田先生は笑って言った。
あのお婆さん理事長先生の奥さんかよ
「まじで」
俺は驚いた顔をした。
「だからお前を怒るのはやめて人助けし過ぎて
遅刻常習犯になりかけているお前をこき使うこ
とにした」
大田先生はとても素敵な笑顔で言った。
うそ…
「だったら怒られた方がましですよ」
俺は絶望した顔をした。
大田先生の手伝いは、地獄だ…
重たい荷物を持たされ、
キツい労働をさせられる。
「いいから、行くぞ」
大田先生は俺の頭をつかんで、言った。
終わった…
そしてそのまま中庭に連れていかれ、
鳥小屋を作るの手伝う事になった。
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