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馬鹿不良共
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大田先生の手伝いをして30分がたった
流石に疲れたよ…
「先生…休んでいいっすか」
俺は死にかけの顔で言った。
「たく、仕方ねぇな」
大田先生は俺に呆れた顔で言った。
いや、あんたは化け物か!
俺はその場に胡座をかいて座った。
今何時だよ…
俺は時間が気になり携帯で時間を見た。
11時か…
「先生~俺勉強しなくていいんですか?」
俺は適当に理由をつけて、
手伝いを終わらせたかった。
「んーお前は超はつかないが、国語を抜かせば
頭良い方だからな大丈夫だろ」
大田先生は笑いながら言った。
「国語はって…」
そう、俺は国語が大嫌いだ。
漢字とか文章読むのが面倒くさくて嫌だ。
だから、父の小説も読むことができない。
長い文字見ると頭が壊れる。
「今日は午前の授業お前のクラスは国語ないか
ら午後からは授業入れよ」
大田先生はにこっと笑って言った。
なんだその理屈
俺がそう思っていると、着信の音が聞こえた。
テッテリッテラー
なんだこの着信音、誰だろ
「ん?電話か?」
っと言い大田先生は電話をとった。
先生かよ!
「はい、大田です。…はい、え本当です
か!あぁ~わかりました、はい、ありがとうご
ざいます」
っと言い電話を終えた先生は
とても嫌そうな顔をした。
どうしたんだろ…?
「どうかしましたか?」
俺は大田先生に言った。
「いや、はぁ…馬鹿不良共が来たみたいだ…」
大田先生は嫌そうな顔で言ってきた。
「馬鹿不良共って…もしかして1年生です
か?」
俺は苦笑いで言った。
「あぁ…」
大田先生も苦笑いで答えた。
まじか…
それに馬鹿不良共って事は
一人じゃないって事か…
「あいつら遅刻してるから注意しないといかな
いけど話も聞かない連中だから大変なんだよ」
大田先生はすでに疲れている顔で言った。
なんとなく気持ちわかります
「頑張ってください」
俺はとりあえず応援した。
「んじゃ職員室行くぞ、悪いが相手しないと行
けないからお前は授業入るなりしろよ」
大田先生は俺に言った。
そして職員室に向かおうとしている。
え、待ってアイツ等職員室にいないよな?
俺は大田先生に聞こうとしたが、
大田先生の疲れはてている顔を見て
なにも言えなくなった。
そして、いない事を願い、
大田先生の後をついていった。
神様お願いいたします、居ませんように…(--;)
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