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俺には見せた
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神様は俺が嫌いなのか?
職員室前につくと、目覚えのある二人がいた。
海乃ハルと千早空我だ。
「海乃、千早おはよう、今日も遅刻か」
大田先生がハルと空我に話しかけた。
二人は俺と大田先生の方に振り返り、
「ういっす、ん?花ちゃんじゃん!」
っとハルが大きな声で言った。
「花火野知り合いだったんだな」
大田先生は驚いた顔で言った。
俺は苦笑いで頷いた。
「なんで花ちゃんいるの?授業中じゃない
の?」
ハルが俺に言った。
「いや、いろいろあって手伝いさせられてた」
俺は逃げたい気持ちがあったが、
質問されたので質問に答えた。
「ふーん」
ハルがそうなんだっと言っている顔で言った。
そして、大田先生はハルと空我に向かって
溜め息をついた。
「はぁ…お前達な、なんかい注意したらわかる
んだ、遅刻はするなよって」
大田先生は呆れた顔で言った。
すると、空我は大田先生の話を無視して、
俺の前にやってきた。
「な、なんだよ」
俺は空我が黙りっきりで俺をじっと見るだけで
なにも話さないので、気になって話しかけた。
「お前、目付きわりぃな」
空我が言った。
は?
「お前の方が目付き悪いだろが!」
俺は意味がわからなくて言い返した。
「そうだよ空我、花ちゃんたしかに猫目で目付
き悪くても、空我がそれ言ったらダメだよ」
ハルが笑いながら言った。
お前に言われるのが一番ムカつくわ!
俺は溜め息をついた。
「こら、俺の話を無視するな、とりあえず指導
室行くぞ二人とも」
大田先生は空我とハルの肩を掴みながら言った
すると、空我は大田先生の手をつかんで、
睨んだ。
「触んなって前も言っただろが 」
やっぱり、いつものイラついてる顔で言った。
「すまんすまん、だが先生とのスキンシップも
大事だろ?そんなに怒った顔するな、たまには
笑って言ってくれても良いだろ」
大田先生は少し困った笑顔で言った。
「無理無理、空我が笑うことなんて俺あんまし
見たことないし、ってか俺が最後に見たことあ
るの小6の時だしw」
ハルは笑いながら言った。
え、でも昨日ゲーセンで…
「小6ってお前なぁ」
大田先生は呆れた顔で言った。
すると、ハルはまた笑だした。
「いや、小学生のころからあんまり笑わないか
らコイツ、最近はほとんど見たことないけ
どw」
ハルは空我を見ながら言った。
空我は未だにイラついている顔をしている。
そして、俺は驚いている。
小学生の頃の空我の話をするって事は、
ハルは昔から空我と一緒にいたと考えられる。
中学はほとんど笑っていないらしい。
高校になったらもっと笑わなくなった
みたいだが、昨日笑っていた。
俺より一緒にいるハルには最近笑った姿を
見せていなく、俺には見せた。
なんで?
俺はなぜか嬉しく空我をじっと見ていた。
すると目があった。
「んだよ」
不機嫌な顔をしている。
「いや、なんでもない…ごめん」
俺は目をそらして、空我に言った。
すると、ハルが俺に肩を組んできた。
「ちょっと~俺にもかまってよ花ちゃん♪」
俺はいつも通り?チョップした。
「花ちゃん言うな」
そして、俺はハルの手をどけて、
大田先生に教室に戻りますねっと言い、
教室にむかった。
後ろから、「痛いよ花ちゃん」っと聞こえたが
無視して教室に向った。
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