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機嫌がなおった
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ハルと空我の言い合いが終わって
5分ぐらいたった後、ようやく空我を
見つけた一樹。
「やっと見つけた…」
俺は足を組んで携帯を触っている
空我に言った。
そして俺は気づいた。
さっきよりも機嫌が悪くなってる…
「あ、そういやハルは?」
俺はハルの存在を思い出し空我に聞いた。
すると、鬼のような顔で睨まれた。
ハルと空我また喧嘩したのかな…?
俺はとりあえずハルの事をふれるの辞め、
空我の隣に座った。
「んで、なんでお前は撮影所出てったんだ?」
俺は機嫌が悪いオーラを出している
空我に聞いた。
空我は無言のまま携帯を触り続けている。
「無視すんなよ、んま話したくないなら良いけ
ど、少しは機嫌なおせよ」
俺は溜め息をつきながら言った。
「別に機嫌悪くねぇよ」
空我はイラついた声で言った。
やっぱり機嫌悪いじゃん…
「お前なぁ…まぁ良いけど、空我は撮影楽しくな
いのか?」
俺は空我を横目に言った。
「んだよ、いきなり」
空我は俺を睨んで言った。
「いや、俺は思ったより楽しいけど、お前は楽し
くないのかなぁって思って」
俺はニコッと笑って言った。
「…別に」
空我は携帯をポケットにしまい言った。
コイツ…たまに子供みたいで可愛いよな…w
「んだよ、ニヤニヤしてきめぇ」
空我はいつものイラついた顔で言った。
「おっ少し機嫌治ったな」
俺は笑顔で空我に言った。
「うっせぇ」
空我は舌打ちをして言った。
「なぁ空我…撮影所に戻らない?」
俺は空我を見ながら笑顔で言った。
「……」
空我は黙り込んだ。
やっぱり戻らないか…
すると、空我はいきなり立ち上がった。
俺はきゅうに空我が立ち上がって驚いた。
すると、空我が俺の方を見てきた。
「戻るんじゃねぇのかよ、さっさと立て」
空我はイラついた顔で言った。
俺は、一瞬驚いたがすぐニコッと笑い、
おうっと言い立ち上がった。
そして、無言のままだが俺と空我は並んで
撮影所に向かって歩いた。
よかった機嫌なおって…
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