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ナンパ
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服を2回ぐらいかえて、10枚ぐらい撮り
撮影は終わった。
「はい、3人ともお疲れ様。今日はありがとう」
小田さんが笑顔で言ってきた。
「やっと終わったー」
ハルは疲れたのか床に座って言った。
「3人ともお礼に晩飯奢るから駅前で待って
て、すぐ向かうから」
小田さんはそう言い、
いそいそと片付けをしだした。
時刻を見れば夕方の6時だ。
もうそんな時間か…
俺とハルと空我は私服に着替え
駅前に向かった。
駅前までは徒歩5分、すぐつく。
なので、俺達3人はゆっくり駅前まで歩いた。
「あの、お暇ですか〜?」
後ろから話しかけられて
俺達3人は振り返った。
そこには、金髪ギャルと黒髪ギャルの
2人がいた。
2人らともケバくて可愛いのかわからない。
ってか、これってナンパ…?
すると、ハルが前に出てニコッと笑った。
「お姉さん達ごめんね、暇じゃないんだ。」
ハルがギャル2人に言った。
「えぇー、少しぐらい良いじゃない」
金髪ギャルがハルの腕を掴んで言った。
これが肉食系女子ってやつか…
「いや、この後先輩と用事で無理なんだよね」
ハルが苦笑いしながら金髪ギャルの手を
はらって言った。
「良いじゃん、そっちの金髪イケメン君も行こぉ
よ〜」
黒髪ギャルが空我に近寄って言った。
馬鹿だ空我に話しかけるなんて…
「あ?」
空我は案の定ムカついた顔をした。
「えっと、姉さん達、本当にごめんね。用事ある
から」
ハルは空我と黒髪ギャルの間に入って言った。
ナイスだぞハル…(°ー° )b
そして、ハルは空我を押しながら、
俺に、花ちゃん行こっと言い歩き出した。
だが肉食系女子は強かった。
金髪ギャルはハルに抱きついて
いかにも胸を当てている。
「ちょっと〜。少しだけだって 」
金髪ギャルが言った。
すると、ハルは面倒くさそうな顔で
金髪ギャルから離れた。
「あのね、人は空我が怒る前に話を終わらせてる
のに、しつこいよ姉さん達」
ハルがギャル2人に言った。
ギャル2人は驚いた顔をした。
「おい、てめぇら別に可愛くもなんともねぇのに
ナンパして馬鹿じゃねぇのか?」
空我は我慢ができなくなったのか
イラついた顔で言った。
ギャル2人は見る見る内に
顔が険しくなっていった。
「あっちゃー」
俺は皆に聞こえない声で言った。
「はぁ?何よ顔がいいからって上から目線?」
金髪ギャルが空我に言った。
「自分に自身があるからそんな事言えるんで
しょ?ナルシストかよっ」
黒髪ギャルが言った。
この2人、馬鹿だ…
すると、空我は目の前にいるハルを
どけてギャル2人の前に立った。
「もっと可愛くねぇ顔になるか?あ?」
空我は低い声で言った。
すると、ギャル2人はビクッと震え、
少し涙目で走り去ってしまった。
「空我、今の言い方はさすがに言い過ぎだよ」
俺は空我に呆れた顔で言った。
すると、空我は舌打ちして駅前に向かって
歩き出した。
たくっ…
「空我いつもあんなって言うから俺が適当に終わ
らせるんだけど今日の女子は強かったなぁ」
ハルは苦笑いで言った。
確かに強かった……
そして、やっと駅前についた。
5分ぐらいでつくはずのに、遠く感じた…
そして俺達3人は駅前で小田さんを待った。
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