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お隣さん
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「っあ〜…今日も疲れたぁ〜…」
ん〜っと歩きながら背伸びをした。
長ったらしい授業が終わり、俺は家へと帰宅しようとしていた。
しばらく歩いて家の近くまで行くと、隣の家の前に引っ越し屋さんのトラックが止まってあった。
「…誰か越してきたのかな…?」
隣の家は7年ぐらい前からずっと空き家になっていたから、誰がいつ引っ越してきてもおかしくはなかった。
俺の家とは違う、アンティーク調のお洒落な家。
こんな家少し憧れるが、住んだところで自分の平凡さが浮き彫りになるだけだ…
そんなことを自分に言い聞かせては落ち込んだ
いい加減家の中に入ろう、と鍵を射し込んだその時
「…ちひろちゃん…?」
誰かが俺の名前を呼んだ
「…え?」
誰だろ?
後ろを向いたそこにいたのは
長身の白髪の青年だった。
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