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お互い
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「へ?」
「ごめん…キヨ…本当に…ごめんね…」
今なんて言った?俺の事が好き?嘘だろ?両想いだったのか?夢じゃないよな?
「はははっ」
「キ、キヨ?」
「なんだよ、悩む必要なんて無かったじゃねぇか!」
そう思うと笑えてくる。
俺は一体何に悩んでたんだろう。
「え?」
「フジ!俺も、俺もフジの事が好きだ。だから、ずっと一緒にいてくれよ」
「っ!!ほ、ほんとに?嘘じゃない?」
「あぁ、嘘じゃねぇ」
「キヨっ!」
「フジ、今日泊まってけよ」
「え?いいの?」
「だって俺ら恋人同士だろ?」
「っ!うん!」
俺は、フジのさっきまで泣いていたのが嘘のような笑顔を見て、
自分はなんて幸せ者なんだろうかと思った。
「とりあえず夕飯食うか!」
「うん!」
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