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翔side
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もうすぐ夏休みに入る
だから生徒会の仕事も増えてくる時期だ
俺は少し気分転換がしたくなって校舎を歩いていた
そろそろ戻って仕事しようと思った時にトーマが歩いていた
俺はなんとなく声をかけた
けど、トーマは無反応
トーマにしては珍しい
もう一度声をかけると次は返事が返ってきた
でも、何か隠してるみたいだった
何があったか問いただしても本当のことは教えてくれなかった
トーマ自身気付いてないだろうけど
あいつは昔から俺に隠し事をする時
右手が耳付近に行く
今さっきも右手が耳付近に行っていた
紺兄ちゃんと話したって言ってたよな
なんか嫌な感じがする…
昔から俺の嫌な予感は結構当たる
この日常がなくなってしまう…そんな感じが…する
雅「翔どうかしましたか?気分転換に出て行って帰ってきてから考え事をしているようですが」
翔「え?なんでもないよー」
雅「そうですか。何かあったらすぐ言ってくださいね。もうすぐ夏休みに入るので仕事の量も増えていきます。無理はダメですからね」
翔「うん!ありがとー」
とりあえず今は生徒会の仕事を終わらせて早く帰ろう
俺は生徒会室に戻り自分の席に座り仕事を進めていく
けど、なんだろう
みんなが少しおかしい
普通に会話とかはしてるんだけど
なんて言うのかな、少しソワソワしてる感じ?
俺が帰ってきたときみんな急いで携帯をしまってた
俺に隠し事をしてるみたいだった
トーマもみんなもどうしたんだ
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