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17 葦原 颯
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「あっ!!颯君…?ごめんね!?休日の楽しい時に…今ちょっといいかな?」
休日の…楽しい時!?
俺は本当に梅ちゃんが何処かで見てるんじゃないかと不安になった。
久我鳥さんはと言うと、少しムつけてAVの続きを見ている。
「いっ…いやっ全然!!まだ何にもしてないから!!ってゆうか、これからだったからっ!!」
俺はいろんな意味をこめて梅ちゃんにそう返事をした。
「ん?…まぁいいや、あのさ…本当に申し訳ないんだけど、モデルの仕事が急に入ったんだよね…。だから、今から秋杉ビルのスタジオに来れるかな?」
「秋杉ビルっておっきいところじゃんっ!!なんでそこで?ってか…今からって…何のモデルの仕事ですか?」
せっかくの久我鳥さんとのえっちを邪魔されたのに仕事だなんて冗談じゃない。
でも、秋杉ビルは普通の雑誌じゃ使わないようなとっても広いスタジオのあるビルだ。
俺もあまり使ったことは無い。きっと普通の仕事じゃ無いと思う。
「実は、有名なカメラマンさんが是非颯君の写真集を出したいって言ってきてさ…」
「写真集っ!?」
写真集を出すにはそれ程予定を立てたりしなくてはならないのになんでそんな急に…
俺は驚きすぎて少しだけ大きな声を出してしまった。
「そうなんだよね…写真集出したいならもっとそれの打ち合わせをしていかないとダメだって言ったんだけど、そのカメラマンさんがしばらくしたらアメリカに仕事で行かなきゃいけないみたいで…社長がそれなら引き受けなさいって言われて…」
アメリカ?
そんなにすごい人なのか?そのカメラマンっていったい…。
「あのっ…そのカメラマンって誰ですか?」
「えっと…写真でいろんな賞をとってる東海林 拓篤(とうかいりん たくま)さんだよ!!」
東海林拓篤…?
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