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episode1-7 悪夢の始まり
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シフトを終え、店を出る頃には人通りは少なくなっていた。
里菜と優馬はもう寝ているだろうか、と案じながら、帰り道を辿るそのとき、突然後頭部に痛みが走り、視界が真っ赤に染まった。
ふと目を開けるとバチッと男と目が合った。
「っ⁉︎」
「おはよー。おっきした?」
ファミレスで絡んできたあの女男だった。
瞬時に今の状況を把握する。
両手は後ろ手に縛られて、マットレスのようなものの上に寝かされていた。
両脚は片足ずつ縛られて頭の方の壁から突き出すフックにかけられていた。
見た感じ廃屋のような建物でむき出しのコンクリートが弱々しい裸電球1つに照らされている。
そして部屋の奥には先程見た他の3人が座っていた。
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