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イヴァ菊
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今とてもピンチな状態です‥
でもここでヒーローが来るとさらにややこしくなってしまいます‥
「ねぇ一緒に遊ぼう?」
「いや、その‥ええと」
イヴァンが片手で菊の両手を掴んでる。
グッと引き寄せて顔を近づけてきた。
「ひっ!」
「なんで悲鳴あげるの〜?ひどいなぁ」
「ご、めんなさい‥あの、近いです‥」
できれば手を離してほしい。
イヴァンはうーんと考えると
「じゃあギューってしていい?」
「何でそうなるんですか!?」
そんな場面にアルフレッドが来たら‥
想像しただけでも恐ろしい。
「大丈夫だよ。アルフレッド君は来ないから」
「うう‥ですが、あの人は神出鬼没‥」
菊の言葉を無視し抱きしめた。
「!!?」
「わぁ〜!小さくて抱きやすいなぁ」
「も、もういいですか?」
「えーやだよ。このまま僕の家に持って帰りたいな」
「それは駄目です!!」
今にもそうされそうで怖い。
けど温かい。
寒い国なのに自分よりもあったかい。
「‥イヴァンさん、温かいですね」
「君のこと思うと何だかあったかくなるんだ〜」
微笑むイヴァン。
もう少しこのままでいたい。
もっとこの温かさを感じていたい。
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