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朝菊 菊視点
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最近視線を感じる。
それは枢軸の二人といる時が感じやすい。
ある日、アーサーが突然やってきた。
でもそれはいつものこと。
菊はなんの疑いもなく部屋に招き入れた。
「なぁ菊、今日お前に飲んでみてほしい紅茶があるんだ。飲まないか?」
「おや、良いのですか?楽しみです」
そう笑顔を向けるとアーサーも微笑んで台所へ向かった。
一時すると戻ってきて、菊に紅茶を渡した。
「わあ…美味しそうです。いただきます」
そう言い口に含むと力が抜け、ティーカップを落とした。
そこから記憶がない。
目覚めると布団の上、しかも裸になっている。
動こうとしても頭の拘束されて動けない。
身の危険を感じどうやって逃げるかを考えていたら誰かが部屋に入ってきた。
「おはよう菊」
「アーサー…さん…?」
微笑みながらゆっくり近づく。
いつもと違う雰囲気を感じとり、恐怖を覚える。
「どうしたんだ?そんな怯えた顔して」
「外してください…なぜこんなこと」
「菊を手に入れるまで無理だ」
そういい菊にまたがり、馬乗りになった。
犯される。そう思った時に携帯がなり、アーサーが手に取ると顔をしかめた。
「……なんだ髭かよ」
助け舟がきた。
早くフランシスに来てほしいがそれは無理だろう。
そんな事を考えていると耳に携帯が当てられた。
「フ、フランシスさん…」
彼の声を聞くとホッとするがアーサーに頬を撫でられ、ビックリする。
「アーサーさん…こんなことしても意味無いです…」
「菊をゲットできるなら意味なんてどうでもいい」
そう言い菊の耳を舐めると恐怖感が増す。
涙目になりながら無駄な抵抗をするしかできない。
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