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事情聴取
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次の日昌の母さんと俺達の母さんとを合わせた
そしたらなんと中学の時のクラスメイトだったらしく意気投合していた
……それでクラスで嫌われ者となってしまった昌は俺達の学校に転校してきた。
その頃には昌と美弥は言葉を伝えなくても意思の疎通が出来ていて熟年夫婦か!とツッコミたくなった。
でもそのおかげで美弥が笑うようになってくれて嬉しい、けど美弥が取られたようで悲しい、自分は長年隣にいたのに笑わせれなかった悔しさなどで複雑だった。
それでもその気持ちを隠すことが出来たのは美弥の演技指導のおかげだろう。
実は昌をトイレに連れ込んだおっさんの件で事情聴取を受けた。
昌は当然のことながらおっさんと初めてあったのはいつか、とか長々と聞かれていた。
昌も怯えているようだった。
俺と美弥にも聞かれた。
殴らないでって叫んでいたけど殴られそうになったのか?と、
だが俺達の答えは "いいえ"
「……ん?ちょっと詳しく聞かせてもらっていいかな?」
殴られそうでもないのになぜ殴らないでって叫んだのか。。。だろう
これは美弥への質問だな。と、思い黙っていた
「…………………あれは演技だよ。昌を助けるには人の目を、警察の目を引きつけなければいけない。それに1番効果的なのが泣き叫び崩れ落ちた殴られそうになっている幼女。っていう役。だからやっただけ。…まぁ恋夏に言われたのもあるけど…」
久しぶりに家族と昌以外と話してるなぁ、と美弥を目視してしまう。
すると鬱陶しそうになに?と、視線で訴えてきた。
「……恋夏くんはその時なんて美弥ちゃんに言ったの?」
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