アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
従兄弟は恋人
-
「……俺とその従兄弟は恋人同士だったんです。」
「…そっか…そっか……恋人だったんか……ん?恋人…?女の子?」
「男ですけど。」
「……あぁーそっちね…へぇ〜…裕也はそっちだったのね。。。」
まさかのホモ宣言がこの場面でって…
ちょっとお兄さんついてけないよ…!?
まあ、ここはついてけてる風を装っとくけどさ。。。
「…告白も、手を繋いだのも、キスも、…セックスも…全部向こうからでした。」
「…………」
ヤってるんだ!!
ちょっと今混乱中!!
そこサラッといかないで!?
…え、男同士ってできるものなのか…?
今度昌にきいてみようかな。。。
「……でも俺が従兄弟の仇だと誰かから聞いたのか…自力で調べたのか…わからないけどある時から急に俺に溺愛しだして…自分もその分愛さなきゃってしていくうちにびっくりするほどそいつが大好きになりました。」
溺愛されだしたってわかるもんなんだな。。。
それにきっと遠距離恋愛なんだろう。
この学園ではそうそう他クラスと会えないから。
でも今はちょっと混乱中でよくわかってないけどとても辛いことなんだろうな…
なんでこいつは……俺にそれを話しているんだろう……
「………そして今日は何時ものように放課後にそいつもこの学園でAクラスなんで二人だけの秘密の場所に行ったんです。」
「…うん、…同じ学園なんだ…」
まさかの近い距離だったよ…!?
近距離でした!!
「…?…そしたら急に人殺し、飛鳥を殺しておいて幸せになれると思うな、って言われました。そして…お前なんか好きだと思ったことは一度もないって…」
「………そっか…辛かったね…」
俺はそっと再度抱きしめた。
まだよくわかってないけど…
でも、今はそうしておいた方がいいと思った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
102 / 114