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「優!」
僕は彼の名前呼ぶと彼振り返った。
僕は、息を整えながらからの元へと歩みだす。俯いた顔をあげた瞬間、僕の目移ったのは嫌そうなかおだった。
彼は、僕の手首をつかみ、彼の友達に向かってこう言った。
「わりー。さきいっててくれ。」
そして僕の手を引きながら、人気のない校舎裏へと連れて行った。彼は僕の手を乱暴に放しこう言った。
「圭ちゃん、名前」
「あっ、ごめん・・・」
「なんのよう?」
僕は、いっぱい言いたいことがあるけど、どれから話せばいいのかがわからなかった。しばらくの沈黙に最初に口を開いたのは優だった。
「なに?合コン一緒に行きたいの?」
「そうじゃないけど...」
「だったらなにかなぁ?」
僕は優の手をとっさに握ってしまった。僕は、俯いて話した。
「あ…あのさ...僕たち友達...だよね?」
僕は、優にそう尋ねたら彼は一瞬驚いたような表情をして笑うように言った。
「は? なに?圭ちゃん、今まで友達だと思ってたの?」
僕は、顔をあげて泣きそうな目で彼をみた。そして彼は続けて。刺々しいあの言葉を。
「俺は、圭ちゃんを友達だと思ったことは一度もないよ。」
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