アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6ー1
-
隗:「はよう…」
アルストム:「初めて逢ったのは資料倉庫室だった。綺麗な金色の髪に白い肌で、妙な色気を纏った青年と思い、その……」
隗:「疼いたの?」
アルストム:「…」
隗:「沈黙は肯定と認めるよ」
アルストム:「出来れば、ハヅキとウリエルには黙っててくれると有り難い…」
隗:「うわぁ、マジに疼いたんだ。まぁ…メイカの色気はウリエル譲りだから仕方ないけどさ。現にゼウダーが良い見本だよね…」
アルストム:「…」
隗:「次。逆にセイカの時はどうだった?」
アルストム:「セイカは俺が持っていない感情に似ていた。魔族に『儚い』と言う言葉は持ち合わせていない。人それぞれではあるが、少なくとも俺には『儚い』と感じる瞬間は一度もなかった」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
30 / 43