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喧嘩するから仲が良い。にしおりをはさみました!
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喧嘩するから仲が良い。
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サ「とりあえず手洗ってこれ付けろ」
サンジはゾロにパンダのエプロンを渡した。
ゾ「………やっとか」
サ「そんなにお料理したかったのかゾロ君」
困惑した表情でサンジは問いかける。
ゾ「そういう意味じゃねぇよ!てか君付けやめろ気持ち悪い…そしてこのふざけたエプロンはなんなんだよ」
サ「どすこいパンダさんだ」
ゾ「なんでさん付けなんだよ」
サ「どすこいパンダさんだからだ」
ゾ「……………そうか」
ゾロは色々なことを諦めた。
サ「とりあえず倉庫に行って豆取ってこい豆。
白いのと、、、赤いのだ」
ゾ「んぁ?どこにあんだよ」
サ「あぁ?奥の方の果物のかごの下の下の下だ」
ゾ「(・д・)チッ」
突然のしゃくれゾロにサンジは吹き出す。
サ「( ゚∀゚)・∵ブフォッ」
ゾ「なっwてめぇなんて顔してやがる」
吹き出すサンジにワロたゾロ。
ロ「いつになったら出来るのかしら、お菓子。
うふふ……」
サンジのおでこにまぁるい瞳。
ゾロのおでこに綺麗な唇。
サ・ゾ「Σ(OωO )」
ロ「あら、面白い顔♪」
「「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!」」
チョ「なっ、なんだ!?」
チョッパーは驚いてサンドウィッチを落としかけた。
ナ「ロォビン?、ぼーっとしてると思ったら!あんたまたあの2人いじめてんでしょ?」
呆れ顔でナミはオレンジソルベを口にはこぶ。
ロ「うふふ、ちょっと驚かせただけじゃない」
いたずらに笑うとロビンはコーヒーをすすった。
ウ「あいつらって変なところでビビりなんだよなぁ?。
海軍やバケモノ共とやりあってるとは思えねぇぜ」
ウソップは慣れた。
というか考えるのをやめた。
ル「うふぉぉ!!うんめぇ!!」
ルフィは夢中で料理を頬張る。
『?っ?!!おまぇが!?で!』
『?っせぇ!??が?!』
『?!だっ!?っ!!』
『?ろ!!??くんなっ!!』
ナ「あ?ぁ、始まったw」
キッチンからは仲良くケンカする声。
ロ「あら楽しそう、うふふ」
ウ「俺は強くなった…俺は何も気にしない…キッチンではナニも起こってない…ブツブツブツ」
チョ「あ゛ぁぁ!!ウソップが青白いよぉ!!
チアノーゼか!?!?」
ウ「大丈夫だ……ブツブツブツ…」
やはりウソップは慣れていなかった。
ル「うんめぇ!!うーんめぇぇ!!これもあれもうめぇぇぇ!!」
チョ「なぁ、ロビン」
チョッパーはトテトテと可愛らしい足音をたててロビンの方へ駆け寄る。
ロ「あら、どうかしたの?」
チョ「なんでサンジとゾロは仲良しなのにケンカするんだ?」
チョッパーは綺麗な目をパチパチとさせてロビンに問う。
ロ「あら……喧嘩するから仲が良いのかもしれないわよ?」
チョ「どういうことだ??」
う?ん……
と唸りながらチョッパーはサンドウィッチをモグモグと頬張った。
ロ「……うふふ、どういうことかしらね?」
ナ「ロ?ビ?ン、皆を悩ませないの」
ロ「あらごめんなさい、あまりにみんな可愛いものだから…うふふ」
ウ「ブツブツブツ………」
ナ「おいそこの瀕死の少年!!しっかりしなさいよ!」
ナミの拳が
ゴィィンっ!
と鈍い音を響かせるわな
チョ「あ゛ぁぁ!ウソップー!!」
その時、甘い香りとともにサンジとゾロが降りてきた。
ナ「あっはっは!!ゾロ!そのエプロンwよく似合ってるわw」
ゾ「( ゚д゚)ハッ!」
ゾロは思い出したようにエプロンを外した。
サ「何騒いでんだチョッパーは……あ?なにのびてんだウソップ」
サンジはしゃがみこんでウソップの顔をのぞき込む。
その時、サンジの首筋に赤い跡がいくつかあるのをウソップは見てしまった。
ウ「み、皆…さようなら……」
ウソップは白目をむいた。
チョ「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ウソップーーー!!!サンジー!何したんだー!?!?」
チョッパーはサンジの足を泣きながらポカポカと叩く。
サ「な、何もしてねぇよ!」
ロ「あら、長ハナくんも骨抜きかしら?魔性のコックさんね…うふふ」
ゾ「あ゛ぁ?」
ナ「なんであんたが反応してるのよ」
ゾ「…してねぇよ」
チョ「骨抜き??魔性???」
ロ「コックさん、ネクタイはきちんと締めた方がいいわよ?…うふふ」
サ「んー?どうしたんだいロビンちゃ?ん?
僕の色気が溢れ出てて惚れそうなのか?い?」
ロ「えぇ、確かにその『しるし』を見る限り色気は溢れ出ているようね。
私には感じられないけれど…うふふ」
サ「……(///д`・lll)サー」
ゾ「チッ……」
サンジの血の気が引いてゆく。
チョ「サンジー!?サンジもか!?」
ル「おめーら食わねぇのかぁ??」
ルフィはもうほとんど平らげていた。
ゾ「ルフィてめっ!俺の飯!」
サ「は!?てめぇまだくってなかったのか!?
ただでも出血多量やら体の疲労やら多いくせに飯抜くなっつってんだろ!」
ゾ「なんでもいいだろ」
サ「あ゛ぁ!?てめぇそんなんだといつか倒れるぞ!」
ゾ「そん時はそん時だ」
サ「おめぇな!人がどんだけ栄養考えて飯作ってると思ってんだ!」
ロ「うふふ、新婚さんの会話かしら?」
サ「ハッ……」
ゾ「………」
ナ「ったく、馬鹿じゃないの?あんたたち」
ル「うひょー!!これうんめー!!」
ナ「ちょっとルフィ!それ私のデザート!!」
サ「なんだと!?てめー!ナミさんのスプーンでナミさんのデザートを盗み食いだと!?」
ナ「スプーンは重要なことなの!?」
今日も船上は平和です。
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