アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
「で、今どんくらい効いてんだ?」
涼が俺に近づき、頬を撫でる。
フワッと涼の匂いが鼻を刺激し、体が熱くなる。
もっと、もっと。
涼の匂いをもっと嗅ぎたくて俺は涼を抱き締めて彼の胸に頭を埋めた。
「どうした?」
「りょ、の匂い…」
甘い甘い涼の匂い。それはまるで媚薬のようで体をさらに熱くさせていき、そしてそれだけで愛撫されているような感覚を生ませ、甘い痺れが身体中を駆け巡った。
「俺の匂いが好きなのは分かったから、どんくらい効いてんのか教えて」
「ぁあん…っぁ、あ…ッッ」
「…え…?」
軽く涼が俺の背中を撫でただけで体は跳ね上がり、ドクン、と俺のが脈打った。
「軽くイった…?撫でただけなのに?そんなにきついのか…?」
驚いた後、俺の顔を上げさせて心配そうな表情を浮かべながら俺に問うた。
違う、さっきのは…びっくりして力が緩んで耐えていたのに抑えきれずイってしまっただけで撫でられた刺激でイった訳じゃない。
俺をイかせるまでに追い込んだのはーー…。
「…ごめんなさい…」
「何で謝るの。水持ってこようか?…あ…今切れてるんだ。買ってこようか?」
違う、きついんじゃない。
俺が言いたいのは、謝りたいのは…。
「俺、涼の…に、ぉぃ…でイった」
人の事を言えないくらいに俺も変態だ。
いくら媚薬の効果があったとしても、匂い嗅いでイくとか…。
涼も、引くよな。
「だから、ごめんなさい…」
俺の発言に、固まり無言の涼。
…やっぱ、気持ち悪かったよね。
「何この子可愛すぎかよ…」
暫くの沈黙の後、手で顔を覆いながら涼がボソッ、と呟いた。
「帰ったらオナってるとか、俺の服羽織ってるとか、俺の匂いが好きすぎてイくとか…。もうやだ俺失血死しそう…天使ィ…」
「涼…?えっと、」
これは、気持ち悪く思われてなかったと思って良いの…かな…?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
290 / 1113