![ネメシア - [2/3] - BL小説 | BL小説創作のBLove(ビーラブ)](/images/logo_h.png){kind=logo}
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[2/3]にしおりをはさみました!
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[2/3]
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ドダドダダッ、と地鳴りのような地響きと共に複数の妖が一斉にこちらに向かってくる
｢？！｣
｢もふもふ!!｣
｢何事でしょうか｣
｢(小さな子達は怯えてる？)｣
道を走り抜ける獣の妖達
小さいモノは怯えて逃げ去り
大きいものは何かに巻き込まれたくないと伝わるほど慌ただしく立ち去る
その際聞こえた話の中に
― 不仲な猛獣が喧嘩してる ―
―あんな神聖な生き物が争うなどよも末だ―
―力を有する二匹のヒョウが争って恐ろしい…巻き込まれたらかなわない―
―あの二匹の側に の神獣がいたきっとアレが隣町の猛獣達だ―
不仲な猛獣
二匹の豹が争ってる
隣町の猛獣達
今のワードであきらは察した。そして同時に何があったのかも理解できた
｢……。｣
彼らはいったい何してるの？
ここは他の妖神が治めてるから問題を起こしてほしくないんだけど､､それに前まで逃げ隠れの際に助けてくれたこの町の土地神様も傍迷惑だろう
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