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初めまして。相田テツヤです
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「初めまして。相田テツヤです」
落ち着いた声が誠凛高校バスケ部内に響き渡る。艶やかな水色の髪に透き通った白い肌、髪と同じ色の瞳を持った中性的な青年に誰もが目を奪われた。
「お兄ちゃん!?」
そんな中、監督の相田リコが驚きの声をあげる。
「え、ちょっと待って。どうしてここにいるの?」
「こちらの高校で現代文の教師をさせて頂くことになったんです」
「なにそれ!?私、聞いてないわよ!」
「ふふ、リコさんを驚かせたくて」
内緒にしてました。と微笑むテツヤに男だと言うことを忘れ、皆頬を染める。
「でも何で体育館に?」
「武田先生に代わって今日から僕が顧問なんです。ですから、皆さんに挨拶しようと思って」
「「「「「「「「えーー!!!」」」」」」」」
リコを含めたバスケ部員が大声を出す。そんな部員達を見ながら、テツヤはにこにこと笑っていた。
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