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先生
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「ってさ、そこ誰かいるの?」
赤羽はドアに向かっていた体をくるっと回転させて、
カーテンに手をかけた。
もちろんそこにいるのは、ビクビクしているであろう橘で…
こいつ、無駄に勘鋭すぎだろ。
「別に。早く授業行けよ。始まってるだろ?」
「い~や!!」
赤羽は、俺を無視して、カーテンを勢いよく開けた。
「…っ!! ひぃっ…」
「やっぱり君か…」
橘は、発作はおこしていないものの、
肩を震わせて、赤羽を睨んでいた。
その橘とは対称的に、
赤羽は笑いながら肩をすくませていた。
「何か、俺に、用?」
「あのさ…用が無いならここ来ないでくれる?
僕と先生の所なのにさ…ね?先生?」
「お前なぁ…」
「ねぇ聞いてる?君、毎日居るじゃん、ここ」
俺が制そうが、赤羽は口を止めない。
このまま責め続けたら…
ヤバくないか?
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