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新入生歓迎会 6
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桜side
そして新入生歓迎会当日になってしまった……。すごく、
ものすご〜くっ!嫌だっ‼︎ 逃げ出してやろうかな…。
そんな風に思っていると、夏に腕を掴まれて引っ張られた
耳元で "頑張ったら、ご褒美…" そう言われたら頑張らないわけにはいかない…。少し本気出してみよう
「お兄ちゃん…」
「……仕方なかったんだ」
「そっか…。頑張ろうね」
雪よ顔を見て絶望的な気分になった…。その横に立っているのは、冬生で彼は少し前まで監禁されていたからそんなにバスケは上手くないだろう…。そう思うと少しだけ嬉しい気持ちになった。
これなら勝てるかもしれない…。僕たちが勝って、夏に
いっぱい、いっぱい、甘やかして貰いたい!
「蛍、走れ!」
「おっけー」
「蛍、パスッ。ゴール決めてー!」
試合が始まってすぐ、二人の男子がパスを回しシュートを決めた。コートを走り回りパスを受けてはゴールを決める
彼らは凄かった…。敵わないと瞬時に察した…
二人のリズムは簡単には崩せず、ドンドン点数が加算されていく…。点差は開く一方だった…
「雪っ、ラスト頼む!」
「はーいっ」
「…ナッシュー!」
雪も一本ゴールを決めた。しかし、負ける訳にはいかない僕もちゃんと役に立たないと…、パスカットに成功し、
夏にパスを回すと、しっかりとゴールを決めてくれた。
この調子で頑張れば勝てるかもしれない…。
そう思っていたが甘かった…、頑張っても勝てなかった…
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