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相澤龍哉side
蓮はぐったりと俺にもたれかかり目を閉じた
蓮は何者かによって連れ出され、あの倉庫で犯された
中出しもされたようですごく嫌がったんだろうな腕が真っ赤でうっすら血が出てる
泣いた後もある右頬は殴られたのか赤く腫れている
苛立つ
今すぐにでも蓮を犯した奴らを殺してやりたくなる
が、今はそれよりも蓮の傷を慰めることが大事だ
綺麗に隅々まで洗ってベッドまで運ぶ
蓮に口移しで水を飲ませる
「っ…」
声が出なくなってしまった蓮がすごく痛々しくもっと早く帰るべきだったと自分を責める
取り敢えず専属医の京介を呼ぶ
『ちょっと…蓮くん居なくなったって聞いんたんだけど!!見つかったの?大丈夫?!』
「うるさい…蓮は無事に見つかった…いや、無事じゃねぇな」
『どういうこと?!何があったの?』
「詳しくは後で説明するが、蓮が今熱を出して寝てる…あと、声が出ないらしい」
『何?!…わかった、取り敢えず行くから待ってて』
ブチッ
と勢いよく電話が切れた
蓮をチラッと見ると眉間にしわを寄せ苦しそうだ
「蓮…大丈夫…俺がいるから」
頭を撫で、手を握るとシワがなくなり俺の手を弱々しくも握り返した
本当に愛しい
蓮を手を出した罪は重い
どうやって殺してやろうか…
そんなことを考えていると京介が来た
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