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腹パンするのも当然だよねにしおりをはさみました!
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腹パンするのも当然だよね
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-玲翔side-
「れぇぇぇい!」
「龍…大きい声で俺の名前を叫ぶな!(怒)」
ドカッ
「痛っ!痛いんだけど!!叫んだだけなのに腹パンは無いでしょ!?」
「叫ぶお前が悪いんだよ。」
「さわちゃん、さっきぶり!」
ウザかったんだから腹パンするのも当然だ。
「うぉぉぉい!神山ァァァ!」
「お、立花と水野 来た!」
やっと来た!やっと飯が食える!
「え、立花に腹パンは?え、しないの!? ねぇー玲!?」
「うるせーんだよ!」
ドカッ
「ゔっ!」
「うわ、絶対痛いヤツ入ったな!神山、少しは手加減してやれよ〜」
「手加減してやれ」
「さわちゃんまた殴られた(笑)」
「え、何で…皆んな心配してくんないの?酷くね!?」
未だに痛がっていた龍を引きずって購買に来ていた。
この学校には食堂もあるのだが今日は天気が良いから、外で食べたいとみんなに言ったら了承してくれた。
みんないい奴だなぁ…
よっし…買った買った。
「神山、どこで食うんだ?」
↑↑コレ水野
「あ、それ俺も思った!玲翔、どーすんの?」
あ、どうしよー全く考えてなかったー
テキトーに指さしとけばいいやー
「えっとー…あそことか」
「おー!いいな!」
「ナイス神山!」
「ナイスだな…」
「玲、あんな良い場所いつ見つけたの?」
「え、テキトーに指さしただけなんだけど…」
「え、何も考えてなかったの?」
「うん、そうだけど……
てか、そんなに昼飯に良い場所なんだー」
「もー興味無さそうにして…じゃあ見てみなよ!」
食べたくて堪らなかったパンをずっと見てヨダレを垂らしていたら、龍に顔を掴まれて、ぐいっと斜め前に向けさせられた。
「んガッ、ちょ」
「ほら、良い場所じゃん?」
「おお…確かに…」
俺がテキトーに指さしただけの方向には、普通に通り過ぎてしまいそうなくらい目立たないところだった。
しかし、傍にある大きな木から覗く木漏れ日は心地よく、幻想的だ。隠れ家的な雰囲気もあって、とてもイケてる感じがする…
「てか、いつまで顔掴んでるつもりだよ…」
「玲のほっぺたスゲ〜柔らけぇ〜」
「ひょ、やえおほ」(ちょ、やめろよ)
「うお、ほんとだ!神山スゲ〜」
あー千切れそう、ほっぺた千切れそうー
「やへほー」(やめろー)
「柔らかい、柔らかい」
イラァ…
あーイライラしてきたー。
俺、早く買ったパンを食べたいんだよな?
もうこうなったら、腹パンしかないよな?そうだよな!
「やめほっへいっへんはよ!」(やめろって言ってんだよ!)
バキッ
「ぐはッ!」
「ふう…いい汗かいたぜ…」
気絶してる龍を放置して、龍以外の俺達4人は先に昼食を食べにイケてる感じの場所に行った。
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