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これからのこと
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「なお……俺のこといやになっちゃった……ッ?」
「違うよ……。 熱があるんだから無理させたくないだけ」
不安そうに聞いてくる祥に首を振って違うと笑いかければ、幾分かホッとした顔をした。けれどまだ信じきってない祥は沈んだ表情のままだ。
……昔の俺ならどうしてたかな。
このまま襲ってたか、いや昔も今も祥が辛いのが嫌なのは変わらない。
けど、三年前の俺が耐えられるかって聞かれればイエスとは言えないな、なんて思って笑ってしまう。
そんな一人笑う俺を不思議そうな顔して見てくる祥をしっかり抱き締めると、ズボンへと手を伸ばした。
「俺がヌいてあげるから楽にしてて。 でもこれが終わったら少しでも構わないからちゃんと飯食って、薬飲むこと。 わかった?」
「うん」
「約束できる?」
「うんっ」
「可愛いなぁ、もう」
小指を俺に差し出して嬉しそうに笑う祥を見ているとそれだけで満たされる。
祥の小指に俺も指を絡めて指切りげんまんをすると、一層花が咲くように温かい笑顔を浮かべる姿に堪らなくなってぎゅうっと抱き締めた。
「んッ……!」
「ふっ、凄いな……下着ん中ぐしょぐしょ。 キスだけでイったんだ?」
「ハァ……ッ、んー、あっ! や、っあ」
「嫌なの?」
「ううっ……きも、っちぃ……」
下着へと手を滑り込ませれば1度イっていたのか下着の中がぐしょぐしょに濡れている。一生懸命に勃ち上がり震えているペニスの裏筋を撫でると、恍惚そうな表情をして鼻から抜けた様な甘い声が上がった。
「ビクビクしてる」
「アッ、ァアッ……! そこっ、だめ、だめぇっ」
「気持ちくない?」
「ちが……ッ、イッちゃう……! れちゃうッ」
「えっ」
竿を包みこんで数度扱きながら親指の腹で先端の割れ目を少し擦った瞬間、ガクガクと腰を揺らした祥が手のひらに吐精した。あまりにも早すぎる祥に驚いていると、未だ勃起が治まって居ないのに気づく。ゆっくりと祥をソファの上に横たわせると足を開きその間に座り込んだ。
「熱のせい? それとも溜まってた?」
「……ッん、直輝の……せい」
「……」
もう勘弁して欲しい。
心の底からそう思う。
誘うような視線で見上げて、少し湿った肌には黒くて艶目かな髪が張り付いて散らばっている。お陰で晒された首元は真っ白な肌がピンク色に染まっていて、快楽によって溢れた涙が、つーと祥の頬を伝った。
そんな表情で、そんな鼻から抜けるような甘い声で、俺の名前を呼んで俺のせいにされたら堪ったもんじゃない。
どこか挑発的な祥の言葉に笑い返すとまだ勃ち上がったまま触ってくれと言わんばかりの昂りに舌を這わせた。
「ひゃっあ」
「ん……、きもひー?」
「アッ、や! 舐めちゃヤダッ」
「っ、んッ。 どうして、また直ぐにイッちゃうから? 」
「ッ、ふぅ……っ、汚、やらぁ……ッぁあ! や、そこ、そこっ」
力無く首を振って腰を引く祥の太股をつかんで手繰り寄せる。亀頭を濡らすカウパーを舐めとると、祥と目を合わせて喉奥迄咥え混んだ。
「ヒ、ッ! いやっ、やぁっ……! あつ、い……ッ直輝、なおきぃ」
グチュグチュとわざと水音をたててストロークする。裏筋に舌を這わせて上下に動いたり、尿道を舌でつついたりするとビクビクと腰を震わせて祥が泣き乱れる。
「は、ッぁあ! あぁっ……も、むりっ」
「らひていいよ」
「〜〜ッ」
祥の瞳を覗きこんでそう言えば、恍惚な表情をした祥の体が震える。そのまま強く根元から吸い上げた時、口の中に青臭いどろりとした精液が吐き出された。
「ん、っ」
「ひ……ッ……ごめ、なさッ」
「気持ちかった?」
「ふ……ッ、うぅ」
真っ赤な顔してまた泣きだしたけど気持ちは良かったらしい。二度も濃いのを出したから今度は勃起も治まっていた。
それから疲れたのかソファに体を沈めたままウトウトする祥が寝落ちてしまう前にリビングを出る。
タオルと着替えを持ってきて、綺麗に体を拭いてから着替えさせると作ったお粥とスープを温めてお盆に乗せて祥の元へと戻った。
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