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伝えぬ想いは掌に還る
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後ろ手で後孔を解しながら瑞生が淫口に耽る。
俺のものと瑞生の唾液が混ざりあい糸を引きながら顎を滑り落ちていく。恍惚な表情で性器を愛でる瑞生を片手で制して濡れそぼる口からソレを抜いた。
「あ……」
「やるから跨がれよ」
名残惜し気に性器を目で追う瑞生の髪を撫でる。顎でこっちに来いと示唆するも、瑞生は四つん這いのままがくりと横たわり情けない笑みを浮かべた。
「おれも、したいんだけど、力入らない」
「なっさけねーな」
「……。耀さんのせいでしょう」
拗ねた瑞生にそれもそうかと頷く。
その代わりと言って、瑞生は仰向けに寝転がると自ら両足を大きく開いて俺へとひくつくソコを惜しげも無く指で拡げて見せつけた。
「きて? 耀さん」
淫靡な情景の奥にある、なんて艶美な微笑みか。
「お前は本当に、最高な男だな」
「あ……ッ! く、おっ、き……」
ぺろりと唇を舐めて瑞生が最大に色気を放つ。その誘いに喜んで乗ると、熟した肉壁を勢いよく押し広げた。
「あ……っ、ぁ、ひ」
「やべーな、すげー締め付けてくる」
「かがりさ、どっ、しよ」
いれた瞬間、達した瑞生がはくはくと息を繰り返す。
珍しく受身の瑞生にぞくりと興奮が脳を痺れさせて、奥へ奥へと腰を擦り付ければ瑞生は面白いほどに身をはねさせた。
「ァあっ……! だ、め……っ」
「ダメ? いいの間違いだろう?」
「ちが、うのっ! ひ、ひゃ、ああー」
開かれたままの口から嚥下しきれなかった唾液がとろりと溢れる。
虚ろな瞳は快楽に染まりきり、瑞生はぴんと両足を引き攣ると数秒の間硬直し、絶頂に喘いだ。
「し、んじゃ……っ、あ、や」
「おい、まだ挿入れたばっかだろ」
「へん、だめ、へんな、の」
いやいやと首をふり、瑞生の指が俺の腕をひっかく。
苦しさに喘ぐ表情が物凄くいやらしい。
アルコールを粘膜から吸収したせいで普段よりも断然、敏感になっている瑞生の体は一突きする度に性器から白濁液をはきだしていた。
「あ、ぁ、ああ」
「とんでんのか?」
「は、っ、ああァ……ッ!」
たゆたう様に揺さぶるなか、瑞生がほろりと涙を流す。
その雫を追いかけて啜れば、瑞生はうっとりと目を緩ませて中をきゅうきゅうと締め付けた。
「いっ、ちゃ……う、も……や、やぁ……っ」
「はっ、堪んねーな。やらしい顔。声我慢しなくていいのかよ?」
「──ッ! ん、ふ、ンぅ」
瑞生の羞恥を刺激するべく耳元で囁いてやる。すると面白いほどに瑞生は中をうねらせ、力の入らない両手で口を押さえつけた。
くぐもった喘ぎ声がどこか倒錯的で、興奮が終無くこみ上げる。
泣き乱れて、快楽から逃げ惑う腰を押さえつけると最奥をめがけて思い切り突き上げてやった。
「ン"ゥッ!?」
奥にコツっ、と先頭がぶつかり、そこをグリグリと擦り揺する。中をひらくように瑞生の腰事ゆすってやれば背を弓ぞりにして目を見開いた。
「あ"ッ、ぁ、ぁあーッ……ッ!」
腰を高くつきあげて絶頂の波に痙攣を起こす。
そして一拍を置いた後、瑞生の性器から透明な水がバシャバシャと吹き出す。
「ひ、ヤァ、あ、ぁ、あー」
「潮吹いちゃって、ほんとまあ、可愛いやつだな瑞生」
「や、やっ! みない、で……みるなぁ、見るなってばぁ……!」
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