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好きになってもいいですか?5
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見てはダメだと思えば思うほど、見てしまうのは、人間の心理だと思う。
西島は、チラチラ見てしまう度にうわあああああ、と叫びたいのをおさえる。
碧は、ポカリを飲むと満足そうな顔をしている。
可愛いな。なんて思っちゃう。
「部長、僕、部長にお世話になっているから、背中流してあげたいなあって考えてたら、頭がボーってなって…」
飲み終えた碧は、そう言って西島を上目遣いでみつめる。
背中をながす…
そういえば、碧は、部長背中流してあげます的な事を言っていたような…、
そうか、やはり甘えていたのか………
諭吉の言う通り一緒に風呂に入るべきだったのか?
そしたら、のぼせさせる事はなかっただろう。
風呂で一生懸命に自分の事を考えてくれていた碧が健気に思えた。
か、可愛い……
しかも上目遣いの碧は2割増しで可愛いのだ。
だから、つい、
「わかった、次、一緒に入ろうな。」
と、碧の頭を撫でながら言ってしまった。
「はい!」
碧はパアーっと可愛い笑顔になり元気に返事をする。
そして、身体を起こし気づく、自分が裸だという事に。
巻いてあったタオルが全てはだけ全裸……
そう、大事な碧のジュニアも披露してしまっているのだ。
同時に西島も碧のタオルが全部はだけている事に気づく。
色白な裸に細い腰、その先には薄い毛に守られた碧のジュニア……
思わず息を飲む西島と、
「きゃああああ」
と少女のような悲鳴を上げる碧。
碧は顔を真っ赤にしながらタオルを身体に巻きつけ隠す。
「見てない!見てないから!」
西島は目を手で隠しながら必死で叫ぶ。
「風呂場に着替えあるから」
西島の言葉で碧は慌てバタバタと風呂場へ走って行った。
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