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子供のような貴方が3
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「2人とも酔ってるん...ッ!?」
細い手頸を取って、ベットに押し付けるように後ろへ倒す。
言いかけた言葉は衝撃で消え、代わりに焦ったような色が目に浮かぶ。
その目には、今にも舌なめずりしそうな、俺。
「ちょッ!なに、やってんの!?ねぇ!」
「...ねぇ。」
遅すぎる警戒心を漸く出したloveさんの声を遮った自分の声は思ったよりも低く響いた。
驚きで強張った体を後ろのともさんが抱え上げ、完全にベットに抑え込む。
見張った目に怯えが混じった。
「酔うの早いと思わなかった?やけに眠いと思わなかった?」
「ッ.....そんな...」
「ねぇ。」
するりと服の中に手を滑り込ませる。
滑らかな肌を撫で、たどり着いた胸の突起に指を這わせた。
びくりと震えた体と堪えきれず漏れた甘い吐息に、口元が緩むのを感じる。
やばい、可愛い。
赤く染まる耳に口を寄せれば、吐息にまた体が震えた。
「ねぇ、体、熱くない?」
「やっ...!」
漏れた声はあまりに甘い。
ぐっと強張って暴れ出した細い体を抑え込み、手首を彼の頭の両脇で押さえつけた。
音がしそうなほど込められた力に彼の表情が苦痛に歪む。
「今更抵抗したって遅いからね。」
ふふふ、と笑交じりの声が後ろから聞こえた。
振り向かなくても分かる、黒い笑顔のともさんがいるはずだ。
カチャカチャと音がしてベルトが外されていく。
「やだ!やめて!ともさん!ぺいんとさん!ねぇってば!!」
恐怖で目を見開いて涙を浮かべ、必死に身を捩る彼はもう逃げられない。
ふふと笑いが漏れて気づく。
(あぁ、俺もともさんも、もう狂ってしまった。)
だってこんなに、こんなにも怖がるあなたが愛おしい。
「もう、遅いって言ったでしょ?」
ばりっと音がして、彼の服の前のボタンがはじけ飛んだ。
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