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お風呂で君と No.①
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「はぁ、やっと明日は休みだ…」
社会人になって3年目になるが、休みが嬉しいのは学生の頃と変わらない。
そう思いつつ、住んでいるマンションに向かって早足で帰る。
久しぶりの休みということもあるが、今日はきっと彼氏の真優(まひろ)が来ているだろうから。
真優は大学生のため、なかなか会う日が合わない。
そのため、何処にも寄り道せず真っ直ぐ帰ってきたのだった。
マンションに着き、208号室の部屋を開ける。
真優には合鍵を渡しているからきっと先に居るだろう。
そう思っていたんだけど……
「ただいまー」
何時もだったら返事があるのに今日は何故かない。
「真優?」
なんだ、まだ来てないのか…
来ないわけではないと思うが、つい落胆してしまう。
それともやっぱり来ないのだろうか。
はあ…
考えてても仕方ないし…風呂でも入るか。
そう思い風呂場へ向かった。
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