アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
『指定席』10 センしま
-
【志麻side】
セ「志麻くん待って!」
センラさんが俺の手を引いて2人を追いかけようとするのを止めた。
志「なんで止めるん!
うらさか追いかけんと…」
セ「うらたんはさかたんに任せて大丈夫やから。」
なんでわかるん!?
うらたん、何するかわらかんのに!
志「でも…!」
セ「…はぁ。まさか、気付いてなかったとか言いませんよね?」
…へ?
志「ん?何が?」
セ「……。志麻くんは本当に鈍感やね。
あの2人は両想いで、さかたんが好きな人がいるって言ったからうらたんは自分のことやと思わんで、ショックを受けて飛び出して行ったんよ。」
さすが恋マスやなぁ…。
志「…そうやったんか。
全く気付かんやったわ…。
さすが恋マスのセンラさんやなww」
セ「って、志麻くんが鈍感すぎるだけやろww」
そうなん?(笑)…
そして、少しの沈黙が流れた。
数秒だったんだろうけど、長い間続いたように思う。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 17