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―――
次々と溢れ頬を流れる涙と飲み込みきれない唾液で顔は見るも無惨なことになっているだろう。
こんな姿が興奮材料になるのだろうか、不思議だ。
「お前が俺の女になるところ、ちゃんと見ておけよ」
やっと口からモノが抜け、肩で息をする俺に告げられた言葉は残酷なもの。
嫌だ嫌だと首を左右に振ってみるけれど、拘束された手と力の抜けた体では抵抗なんて出来はしない。
そのうち、再びローションを纏った指が解された穴へと侵入してきて身体が跳ねた。
まさか…っ、尻の穴に入れられる?!
尻の穴を指で広げられている時から、もしかして…とは多少思っていたけど、女の性器じゃないしそんなことないだろうと思い直したのに。
でも、もしかして…の予想は当たってしまったみたい。
コンドームの封を器用に口で切り性器へと嵌めて…、コンドームごしの性器にローションを纏わせている。
もう無理だ。逃げられない。
俺は犯されてしまうのか。男なのに…っ。
「力抜いとけ」
両足をグイッと持たれ、まるでオムツ替えをされている赤ちゃんのような格好の俺は酷く惨めで。
緊張からか解された穴がひくひくと蠢く。
その穴に当てられた凶器の先っぽ。
「っ!ぐっ…、ん、あぁっっ、やっ、だ、めぇっ!」
先っぽをグリグリと中へと押し込まれ圧迫感とチリチリとした小さな痛み。
これ以上は無理。
本来入れるところではない場所に、無理に挿入しようとしているんだから、入るわけない。
「ん、ふ…、んん゙っ、ん゙っ!」
急にされたディープキスは痛みを誤魔化すためなのかもしれない。
けれど、ミチミチと奥へと進む圧迫感は拭えない。
唇が離れ、はっ…はっ…と浅い呼吸を繰り返す。
尻の中の異物感がすごい。そしてナカがとても熱い。
「動くぞ」
そう宣言した途端に始まった律動。指とは比べ物にならない凶器が尻の中を行き来する。
カリの部分ギリギリまで抜かれ、また根元まで押し込まれる。
何度も何度も繰り返されるその行為に、ただ声をあげることしか出来ず惨めで悔しい。
「ひあぁっ…!!」
グッと最奥まで突き立てられたモノが、ある一点に当たり目の前がスパークする。
痛みはもう感じなくて、奥を突かれる度に沸き上がる快感のみ。
何度も何度も強制的に快感を与えられて触ってもいない性器が、律動のせいでパタパタと腹に当たる。
それがまた酷く惨めで。
そして込み上げてくる射精感。
絶頂はもうすぐそこ。
何度もイキそびれ生殺しだった俺のモノは、この時を待ちわびていたかのように蜜を溢れさせる。
更に大きくなったナカのモノで最奥を突かれ限界が近付く。
だめ、もうイクっ…
「んっ、あ、あっ、出る…っ、出ちゃうぅっ!……んあぁっ…!!」
俺が欲を開放させたと同時に動きが止まり藤堂さんも深く息を吐いた。
「ふっ。トコロテンか、素質がある」
トコロテン?食べるやつ…ではないよね?
瞼がものすごく重たくて怠くて、だんだんと目の前が暗くなっていく。
そして俺の意識は途切れた。
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