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「ん゛っ・・・う゛んっ・・・」
神崎が眉をひそめながらそれを受け止める。
体の熱がまた一段と上がった気がした。
気持ちいい。口の中は熱くて柔らかくて、腰を送ると最奥の壁に当たり、快感が身体中を走る。一度動くと止めることが出来なかった。
「かはっ・・・ん゛、んんぅ・・・」
苦しそうにしながらも神崎は、宮本から片手だけ離し、自分のガウンの中に忍ばせた。
神崎の嘔吐く声が一層甘くなる。本当にこの乱暴な行為で快感を得ているようだった。
「口の中、気持ちいいですか?」
「う、ん゛・・・・」
口の端から呑み込みきれない唾液を流しながら必死に頷いている。
その様子を見て、宮本の中で何かが吹っ切れる。
先程まであった躊躇いがどうでも良くなってきた。この人の苦しむ姿が綺麗で堪らない。もっと見てみたい。
彼をこの手で汚したい。
「出すんで、飲んでくださいね。」
「んぅ・・・・うっ・・・ぐぅ・・・つ」
まるで膣内を突くように激しく腰を動かす。神崎が目を見開き、その衝撃を受ける姿がまた堪らない。そして、搾り取られるかのように吸いあげられた瞬間、宮本は神崎の後頭部を鷲掴みにし、最奥に精液を叩きつけた。
「うっ・・・くっ・・・」
「んんッ・・・んぐっ・・・ケホッ」
全てを飲み込みきれなかったようで、口元から精液が溢れている。
「お前、溜めすぎっ・・・・」
息が整わないのか、肩を上下させながら見上げられた。宮本は立ち尽くし、じっとその姿を見ることしかできない。
「すみません・・・・」
宮本は神崎の口元についた精液を親指で拭ってやった。綺麗なものを汚す瞬間の恍惚感は凄まじい物で、その手が震えていた。
「お前、それ謝ってないだろ。」
図星だ。口だけの謝罪だった。本当はもっと犯したくてたまらない。汚して、嬲ってこの淫らな身体を暴きたい。
自分の奥底に隠していた本心が現れてくる。
これだけ乱暴に扱っても答えてくれる。
まだ微笑みを浮かべながら、逃げもせず見てくれる。
そのことががここまでの興奮をもたらすとは知らなかった。
いつもなら制御出来るはずの性もない性欲をコントロールすることが出来ない。
「コレ、すぐ復活しすぎ。次は、後ろで、、、な?」
軽蔑されてもいい。ただ今夜はこの身体をぐちゃぐちゃにしてやりたかった。
宮本は体勢を変えようとしている神崎の腕を無理に掴み、ベッドの上に縛り付けた。
そして、驚いて開いた口を強引に塞ぐ。
「う"っ・・・」
息が出来ず苦しいようで、神崎が苦しそうな声をあげる。やめるつもりは毛頭なく、逃げる舌先を捕らえ絡めていく。
「はっ・・・・んぅっ」
上顎を舌でなめた時に、神崎の身体が跳ねた。口淫の際に感じていた場所だった。
どちらの物か分からない唾液が神崎の頬を伝う。
キスをしながら空いている手で神崎の服を寛げてやり、手のひらでその感触を確かめた。
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