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好奇心よりこわいものは無い4
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──フジ視点──
「キヨ、口開けて?」
「あ"!?ふざけんなよ、お前なぁ…」
色んな意味で顔を赤くしたキヨが俺を睨みつける。
「キヨ、口あけて?」
少しだけ語尾を強めて言うと、キヨは俺を睨みつけながらも渋々口を開けた。
さっきの俺のキスで、唾液と精液でドロドロになったキヨの口の中。
そこに俺は躊躇なく指を3本突っ込んだ。
「んぐぅ!?」
「ごめんねキヨ、もうちょっとそのまま待っててね?」
俺は空いている方の手でスマホを開き、さっきのページを確認する。
んーこっちはすぐ挿れちゃってるけど、絶対入んないだろうし…いれたらマジギレされそうだし…
やっぱり慣らしてからの方がいいか…
俺はキヨの口から指を抜き、ぽかんとしてるキヨにきいた。
「キヨー今挿れたら怒る?」
「は?!怒るってレベルじゃねぇよ一生一緒に動画とってやんねぇからな」
「やっぱりー?じゃあ慣らしてからにするね」
「俺的には今すぐお帰り願いたいんだが」
抵抗するキヨの脚をかぱっと開き、後穴に口の中でぬるぬるになった指を入れる。
指が体内に入ると、キヨはくぐもった声をあげた
「どう?気持ちいい?」
「ん"ぅ…気持ちよくは、ね…っ変な感じ…ん」
最初はこんなもんか…
「キヨ、キツすぎるって…落ち着いて深呼吸して」
「ぬけよ…」
キヨの深呼吸のタイミングで指がのまれてゆく。
凄いあったかくて、キツい、キヨの中…
ここにいれたら、どんなに…
ふと、キヨの胸に目がいく。
キヨは一見すらっとして見えるが、ちゃんと適度に筋肉はついている。
…もちろん、胸にも。
無意識に空いている手がキヨの胸にのび、ぷっくりとした先端を弄り始める。
「…あのさぁ、俺女じゃねぇからそこは感じねぇと思うぜ?」
「ん、いい形してたから、つい。」
「くっそ…」
男が感じるのは前立腺…だったかな。もうちょっとゆっくり探すか…
「んぅ?!」
突然キヨのナカがきゅっとしまる。
キヨは慌てたように口を手でおおった。
さっそく、きたか…?
俺はさっきのポイントを集中していじっていく。
「ちょっ…フジぃ?!それ無理、やば…い、からぁ」
んんん、声がえろいんですけど、キヨさん?
あっという間に指は3本はいっちゃったし、挿れられるんじゃないかな…
「んぁっ…は、ぁっあ//フジ…ッも、むりぃ」
「まだイっちゃダメだよ、キヨ」
俺は一旦手を止めベルトをはずし、チャックを下げる。
「おい、ほんとにやめ──っ…」
「そんな顔で言われても、ねぇ!?」
キヨの穴に俺の先端部分をあてて、一気に入れる
「──っあぁッまじで、いれやがって…んぅっ」
「キッついな…もうちょっとゆるめられないの?」
「うっせ…こっちもいっぱいいっぱいなんだよっ」
俺は「動くよ」と小さくつぶやき、腰を動かす。
「ふ、ぅん…ぅあッ」
「キヨ、気持ちい?」
「…気持ち、よくねぇっ…んん"っ」
…うわぁ。
キヨが涙目になって、喘ぎ声抑えようと必死になって… 俺に、犯されてる。
キヨの顔をおおっている前髪をはらい、キヨを見つめる。
「この画面の中よりずっとこっちのキヨの方がえろくて、可愛くて、…変態だね?」
キヨは熱におかされたようにとろんとした目を開け、挑発的な笑みをうかべた。
「男っ…相手に、盛りやがって…お前に言えたことッ、かよ!」
ふーん、まだ余裕ありそうだね
「今言ったこと、後悔すんなよ!?」
「ぁあ//まってはやくするなぁぁああ//」
うっわ、めちゃめちゃしまるっ…
「キヨ、すっごい可愛い」
「可愛いとか、言うな…っ…俺は、っあ男だぞッ」
「それにしては、後ろで感じてるみたいだけどッ」
「うっせぇ、だってこれぇ//変なるっぅんん//」
やばい、そろそろ俺も出そ…
「キヨっ、中に出していいよね?!」
「っ…フジふじぃ!むり、変なのくるッ」
キヨの唇から血が垂れる。
声を我慢するために噛んでいたのだろう。
俺はそれを舐めとるようにキヨにキスをすると、
腰を大きく動かした。
「…っ」
ぱたたっとキヨの精液が出るのを感じる。
俺はその余韻を楽しもうと、キヨ首筋に噛み跡をつけた。
…あれ?
…キヨしかして、気を失ってる…?
「あはは、ほんとに可愛いな、キヨは」
その時俺は大変なことに気づいた。
俺が縛ったタオルのせいで赤くなったキヨの手首
さっき無意識につけてしまった噛み跡、
ソファについたコーヒーのしみにキヨの精液…
…俺、殺されるかも…
…ま、やっちゃったことはどうにもなんないし、どうせなら今の状況を楽しむか。
俺は寝息をたてるキヨの顔に唇を近づけた。
──キヨ視点──
フジの長い指が俺の腹をつーッとなぞる。
冷え性のフジの指は相変わらず冷たい。
「キヨ、口開けて?」
「あ"!?ふざけんなよ、お前なぁ…」
俺の口の中は精液でどろどろだ。今すぐ吐き出してえのに…
「キヨ」
俺を見下ろすフジの目が、画面の中で俺を犯していたフジと重なる。
ぞくり、と腹の奥がうずいた気がした。
「口あけて?」
俺は渋々口をひらく。
間髪入れずにフジは口の中に指を突っ込んできた
「んぐぅ!?」
「ごめんねキヨ、もうちょっとそのまま待っててね」
フジの指が口の中を動き回り、舌や歯茎の裏などを執拗に攻め続ける。
なんだ…?なんでこれ、変なキモチに…
しばらくすると、フジは満足そうに俺の口から指を抜いた。
「キヨー今挿れたら怒る?」
「は?!怒るってレベルじゃねぇよ一生一緒に動画とってやんねぇからな」
嫌だわぜってー痛いじゃん!
痛くなければいいとかそういう問題ではねぇけどさ!!
てかこいつまじで挿れる気かよ!?
「やっぱりー?じゃあ慣らしてからにするね」
「俺的には今すぐお帰り願いたいんだが」
精一杯言った皮肉もフジには届かない。
もうまじでお前帰れ!男に盛っても黒歴史になるだけだぞ?!
俺の抵抗も虚しく、フジは俺の後ろに指をいれた
ぬるっとした変な感覚に、思わず声が漏れる。
「どう?気持ちいい?」
「ん"ぅ…気持ちよくは、ね…っ変な感じ…ん」
正直言って、本当に気持ち良くはない。ケツに異物感はあるが、それだけだ。
「キヨ、キツすぎるって…落ち着いて深呼吸して」
「ぬけよ…」
ぬぷぷ…とフジの指がナカに入っていくのを感じる。
入っていった指が何かを探すように動き出した。
念の為もう一度言うけど、本当に何も感じない。
やっぱり男がケツであんあん喘ぐわけねぇよな…
そう思いながらフジを見上げる。
フジは俺の腹を触りながら少し目を細めた。
──腹の奥がまたうずいた。
フジの手が俺の胸に伸びたのを目の端で確認しながらも、俺は他のことで頭がいっぱいだった。
…さっきの疼きはなんだ…?
もしかしてここを触れば、俺も『あの』俺みたいにとろとろになるのか…?
「んぅ?!」
その途端、甘い痺れが俺を襲った。
…目がチカチカする…。頭打ったときみてぇ…
今、何がっ…
再び同じ痺れが俺を襲う。
「ちょっ…フジぃ?!それ無理、やば…い、からぁ」
フジがさっきの疼きの中心をこすっているのが分かる。
…なんだよこれ。…なんだよ、これぇ!?
俺はれっきとした男だぞ?!こんなので、後ろ掘られて感じてる、なんて──
「まだイっちゃダメだよ、キヨ?」
「おい、ほんとにやめ──っ…」
「そんな顔で言われても、ねぇ!?」
──ひゅっ、と俺の喉がなる。
一瞬で俺の頭が真っ白に染まった。
息が…ッ上手く出来、ね…
「──っあぁッまじで、いれやがって…んぅっ」
「キッついな…もうちょっとゆるめられないの?」
「うっせ…こっちもいっぱいいっぱいなんだよっ」
フジは「動くよ」と低く呟き、腰を動かし始めた。
これ、やばい…っ
フジのものが奥をトントン突いてきて、すげぇ気持ちいい…んだけどっ
「キヨ、気持ちい?」
「…気持ち、よくねぇっ…んん"っ」
…嘘。
気持ち良くてもう頭まわんねぇよ…
もうすぐにでもどっかいっちまいそうな意識の中
俺の目に煽るような顔をしたフジがうつる。
「この画面の中よりずっとこっちのキヨの方がえろくて、可愛くて、」
うるせぇうるせぇうるせぇ…っ
「変態だね」
うるせぇ…っ
「男っ…相手に、盛りやがって…お前に言えたことッ、かよ!」
フジは少し驚いたような顔をした後、大きなため息をついた。
それから、あのハイエナのような笑みをうかべた。
「今言ったこと、後悔すんなよ!?」
「ぁあ//まってはやくするなぁぁああ//」
さっきよりも強い痺れが全身を駆け巡った。
「キヨ、すっごい可愛い」
おかしいだろ…こんなのって…
「可愛いとか、言うな…っ…俺は、っあ男だぞッ」
男なのにっ…
「それにしては、後ろで感じてるみたいだけど?」
()突っ込まれて、こんな気持ちよくなってっ
「うっせぇ、だってこれぇ//変なるっぅんん//」
こんなの、完璧に女じゃん…っ//
「キヨっ、中に出していいよね?!」
「っ…フジふじぃ!むり、変なのくるッ」
誰か、誰かっ
本当に、俺このままじゃおかしくなっちまう…
もうなっちまってんのか…?
腹の奥からぞわぞわとした快感が這い上がってくる。
ふじ、たすけ…
俺はそこで意識を手放した。
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