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逃走中……
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「怜司……」
お、やっと口を開いた
「お前が言ったんだからな」
むくりと起き上がってやっと顔が見えた。
けど、その表情を見てすぐに、見なければよかったと後悔した。
「彼女がいようが男同士だろうが、お前を惚れさせてやるから覚悟しとけよ?」
大魔王様のお出ましとかほんとやめてくれ!!!!
そのくせ無駄にいい声で、無駄にいい顔で笑うもんだから、男とわかっててもドキッとするじゃねぇか!
しかもチュッとく、くくく口にキスまで!
「お前は幼馴染だ!!」
思わず突き飛ばして逃げた。
最近逃げてばっかりだ…
あ~…お金払うの忘れたや……
ごめん圭太…と心の中で謝っておくことにした。
明後日どんな嫌味を言いに来るのやら…
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